たばこは嫌いだ。ゲーセンの匂いや友達付き合いから行った喫煙所は本当に臭い。
特に喫煙可能な居酒屋へ飲みに行った時は、翌朝自分の服からたばこの匂いがしっかり染み付いて洗濯しても取りにくいほどだった事が多々あってその友達から距離を置こうかと悩むほどだった。
逆にいい匂いと思っているRUSHのボディーソープやバスボムでお風呂時間を楽しんでいたり、香水に少し興味を持って安い香水を買ってみたりして、意外と匂い系が好きと最近知った事も大きいかもしれない。
百貨店の1階の化粧メーカーコーナーは割とまだ苦手だったりする。
それぐらい、たばこについては苦手な所があっても、やっぱり喫煙所でのコミュニケーションから発生するモノとかは羨ましさはあるし、仕事で役立っている気がするときもあるけど、それ以上に羨ましいと感じる事があった。
それは「依存」だった。自分が没頭したり依存できる物が少なくなってきたせいで、より依存性の高い物があって、それで自分を保つことができるという所に羨ましさを感じるようになった。
依存性の怖さについては「ダメ、ゼッタイ」といった言葉でいろいろ学んでいるけど、多少認可されていたり怖い物と認知もしていたり、抜け出せない事にはより怖さがあるが、それでも、自分を落ち着かせたり、自分を保つための効果があるのであれば、正直羨ましい。
多分この数ヶ月自分がどういう存在か、何がしたいかとかふわふわ考えてるせいで、体の輪郭線がぼやけた感覚が続いているせいで、より自我を保つためのなにかをずっと探しているせいだと思うし、まあタバコは一生で10本ぐらい友達からもらったりした事もあるが、あの煙さは体に合わなかったし。自分には合わないんだろうなと思っている
もし何か自分を保つためのなにかを、心のどこかに置きたいとずっと考えてる。それを探せたら一番かもしれない。